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資格で失敗した人

ここでは、資格で失敗した人の例をいくつか紹介します。
私が実際に体験したことではないですが、 見たり聞いたりして調べたことなので、 参考にはなると思います。
学生のときに就職に有利であろうとおもって、 履歴書にはとてもとても書ききれないほどの資格を取得した男の人がいます。
彼は自慢気に、履歴書の資格欄に取得した資格を無理やりはみ出してでも書きます。
しかし、面接官の反応は様々です。
「こんなに資格をとってすごいね」 と関心して、誉めてくれる人もいれば、 「こんなに資格をとって何の役に立つの?何を考えてこんなに取ったの? と皮肉をいって突っかかってくる場合もあるらしいです。
無駄と思える直接関係ないような資格をたくさんとって、 時間を浪費しているというような悪印象を与えてしまうこともあるということでしょうか。
「能ある高は爪を隠す」じゃありませんが、 ときには、「資格」を隠すことも考えた方がいいかもしれませんね。
では、もう一つ例を。 学生時代(就職してからでも)にがんばって簿記2級を取得した女の人の話です。
彼女は、本当は事務がやりたくてそちらの希望を出していたのに、 簿記の資格(能力)が認められて経理のほうに回されました。
他にやりたいこと(仕事)があるのに、 強制的に資格をもってたからやりたくない(興味がない)ことをやらないといけなくなりました。
その人にとっては資格が招いた損です。
でも本当に会計、経理に興味があれば資格万歳だったんですね。
これは他の資格でも考えられることですね。
だから、資格を選んで取るということは重要なんです。
なんでもかんでもたくさん取ればいいわけではないことが分かっていただけましたか?
学生などが将来を見据えて、資格取得を考えたとき、 本当に興味があるのか、今後に活かせるのかなどをよく考慮しなければなりません。
他に気をつけて欲しいことは、資格は決してあなたを保証してくれるわけではありません。
「この資格をもってるから必ず就職(収入)がある」とは限りません。
次のような例もあります。
「国家資格は価値がなくなり、職を失った。国は損害2億4400万円を賠償せよ。」
この訴えに対し、東京地裁は2002年9月「請求棄却」の判決を下した。
原告は元船舶通信士ら16人で、モールス無線などを担当していました。
しかし、近年衛星通信を使う新制度の導入とそれに伴う法改正により、 通信士資格の価値が激減していました。
判決は、 「国家資格を持つことで収入が保証されていたわけではなく、 資格が就職に有利だとしても、その期待が裏切られたからといって財産権が侵害されたとはいえない」 というものでした。
国家資格といっても過信は禁物なのです。
資格は「保証つき」ではないんですよ。
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