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予習で講義を身のあるものに

予習とは、授業に出る前に、予めその授業で扱う内容を予測し、 どこに注意をして授業に臨めばいいかを自分なりに決めるために行うものです。
ですから、効果的な予習をするには、
(1)(これから予習をしようとしている)その授業でどんな内容が扱われるのか
(2)どんな教材が用いられるのか
(3)授業内容のポイントになる項目は何か
ということについて、可能な限りの情報収集を (講師に質問する、他の受講生に質問する、教科書を眺めるなどの方法により)行い、 その上で、予想される授業内容に対応する教材の部分に目を通して、 疑問点をメモしておく、という手順を踏むのが効果的と考えます。
その場合、後でノートに組み込めるように、ポストイットとか小さなメモ用紙を使うのがよいように思います。
そして、授業中も、自分が予習したことがどの程度実際に取り上げられたかを確認し、 次回以降の予習の参考にするとなおよいと思います。
ちなみに予習はあまり時間をかけずに行うことがポイントです。
なぜなら、まだ学んでいない知識なので知識の定着率が悪いからです。
かといってまったく予習をしないと講義が身のないものになってしまいます。
本当に時間がなければこれから行われる講義の範囲をさらっと見渡してみて、 すこしでも気になったところを書き留めておきましょう。
そうすることで講義中予習で書きとめていた部分が出たとき すごく集中して聞くことできます。
予習をすることでメリハリをもって講義を受けることができます。
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