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資格試験学習のコツ

過去問の使い方

まず、試験勉強において重要なのは次の4つです。 「どんな問題が出るのか(範囲)」 「どのように出題されるのか(方法、方式)」 「どれくらいのレベルの問題が出るのか(難易度)」 「どれだけ取れば受かるのか(合格点)」 の4つです。この4つを知るために過去問はあるんです。 つまり、学習の位置付けとは、これからどういう勉強をしたらいいのか、 どういう問題を解けばいいのか、どの程度やればいいのか、どういう対策をとればいいのか、 ということです。 この4つを知っていないと、勉強の効率が相当落ちます。 逆に知っていれば、かなり効率が上がります。 出る可能性が低い問題に時間をかけるより、可能性が高い問題をより多く解く方がいいでしょ? では、この4つを一つずつ見ていきましょう。 「どんな問題がでるのか(範囲)」 どんな試験にも出題範囲が与えられていますよね。 でも実際に試験に出る範囲って、それに比べたらすごく狭いんです。 私も始めはそうでしたが、何故かみんなこれに気付かないんです。 だから、難関試験になると、途方もない出題範囲を全てマスターしなきゃいけないような考えになります。 考えてみると、時間的にも物理的にも制約がある「試験」という中で、 全てを問うことは、不可能っていうのはすぐ分かるはずなんですけどね・・・ 実は、本当に出題されるのはほんの一部なんです。 これに気付けば、勉強効率がグッっとあがります。 だって、全体のうちの10がよく出るって分かれば、その10からまず潰せばいいんですよ! その次にその周りを潰して20、30ってやっていけばいいんです。 最終的に100全部マスターしなきゃいけないってみんな思ってるから、 基本から少しずつ全部をマスターしてやろう!って張り切ってたりするんです。 でも、結局全部中途半端に終わっちゃうっていう罠です。 本当に重点的に勉強する必要があるのは、全体からすればほんの一部なんです。 こんな単純なことに多くの人が気付いてないのは、なんと不思議でしょうか(私もでしたが・・)。 「試験に出題される可能性が高いところを重点的にやる」 これは、どんな試験でも受験の鉄則です! そして、「出ない問題は、やらない」のが原則です。 これさえやってれば、大抵合格できるはずです。 ほとんどの人は、これさえやってないのが現実ですからね。 「どのように出題されるのか(方法)」 どこが出題されるかが分かれば、次は、出題方法です。 どのような問題において、どのような問われ方をしてくるのか。 これを知ることで、答え方を考えることができます。 つまり、質問に対応した解答方法を準備しておけばいいのです。 問われたことだけに簡潔に応えればいいのです。 問われたことに対応した解答方法だけを用意するのです。 ここでも、無駄な勉強が省けますよね。 あらかじめこれを知っていることによって、たくさんの利点があります。 例えば、問題集やテキストを読んでいるだけでも、 この事柄は、(問題集では、こう聞いてるけど)試験ではこのような問い方をしてくるな。って言うのが感覚的にわかるようになります。 そうすれば、どう答えればいいかも分かり、対策になります。 「どれくらいのレベルの問題が出るのか(難易度)」 過去問からは、出題レベルも分かりますよね。難易度です。 どの程度の問題が出るか分かれば、どこまで突っ込んで勉強するべきなのかが自ずと決まります。 広く浅くとか、狭く深く と言った議論ではなくて、どこをどの程度深く学習するかが問題です。 これで、無駄に掘り下げて勉強したり、必要なレベルを学習してない といった事態を避けられます。 ただし、多くの人には解けないような難問は、置いておきます。 試験の合否は、難問では左右されません。 むしろ、多くの人が解けるような普通の問題で左右されることがほとんどなのです。 そこで、差をつけるためにもこの検討が不可欠です! 「どれだけ取れば受かるのか(合格点)」 これは、難易度とは異なります。難易度は絶対的な評価ができますからね。 合格最低点を取れば、試験には合格できるのです。 つまり、多くの試験は相対的な評価だということを肝に銘じてください。 (検定試験などは、何点が合格点と決まっているのでこの手間が省けます) 何度も言ってるように、満点などは、全く必要ないのです。 一つも完璧な解答がなかったとしても、部分点だけで最低点に届けばそれで合格です(考えにくいですが・・)。 だから、時間もないのにわざわざ難問対策などしなくても十分合格枠に入ることは可能なのです。 合格レベルを知るのはそれほど難しくないはずなので、各自で調べてほしい。 その上で、どの問題に絞って勉強するということも可能だし、時間がなければ捨てる問題があってもいいのです。 合格者ができている問題ができれば、勝ち組になれるんです! 以上のことを踏まえた上で、過去問をよく検討してから、問題集などにはいるのです! そのときに、自分は試験に合格するために、どの問題は解けなければいけないのかということに意識しながら、 問題、問題集を選びながらやる必要があります。 これで、いままでの無駄が相当省けるのではないかと思います。 それと同時に、過去問が試験対策には最高の問題集でもあるということも分かっていただけると思います。 最高の「問題集」であるということは、「問題集の攻略」のところを参考にできますね。 それで、過去問も上手く選んで、効率的に潰してくださいね! 一応触れておくと、解説が詳しい過去問を選んだ方がいいです。(当然ですね・・) さらに、解答が別冊切り離しになっているものの方がいいです。 さらに!解答が同じページ、または見開きページにあってすぐ目が通せる方がいいです。 そのような自分にいい過去問が見つからない場合は、過去問ノートを作ってしまうか、 直接書き込んでやりやすいように工夫する必要があります。
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